熊本地震から半年。さる、10月8日(土)、益城町保健福祉センターはぴねすで、益城の未来について考える「益城町未来トーーク」が開催。益城町の復興に向けて、「こんなことができたら…?」などの意見交換を行いました。
県内の高校生、大学生から社会人、ボランティア活動をしている方など95名が参加、再春館製薬所からも4名が参加させていただきました。
このイベントは益城町が進めている復興計画に、将来を担い、これからの世代を引き継いでいく若者からのアイデアも盛り込もうと企画されたもの。参加者はグループに分かれ、益城町の今の課題を出し合いました。
「デートスポットがあったらいいな!」「益城と言えば…これというのがない」「アーティストや職人を育てる町にしたい」などのたくさんの意見があがってきました。その中から一つを選択して、10年後にはどうなってほしいか?目標や理想像を考え、最後にその目標を達成するためのアイデアを出し合いました。
若者ならではの発想やアイデアが飛び交い、高校生や大学生たちの意見はわたしたちにも刺激になり、将来のことや町のことをしっかりと考えていることに感心しました。こうして意見を交わしたことが復興に繋がり、明るい町へ明るい未来にしていくのではないかと思います。
事務局の益城町復興課 戸上さんは
「若い人の意見がたくさん集まって嬉しかった。若い人なりの気づきがあったり、アイデアや発想等をみんなで意見交換できたので充実した時間になりました。 ただ意見するだけではなく、お互いに別の方向や案などを出し合えていて、熱いトークや笑い声があちらこちらで聞こえてきました。今後は意見にとどまらず、実行という目に見える形でまちづくりに活かしていけるようにしていきたいです。
”益城町に住み続けたい”、”益城町は楽しい”と思ってもらえるような雰囲気づくりを目指し、頑張っていきます。」と話されていました。
このイベントを通して、“復興に終わりはない”“復興に失敗はない”ということを改めて感じ、5年後、10年後を支えていく若い人たちに夢や希望をもってもらえるようなまちづくりに発展してくれることを願っています。
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